体型によって特に選び方が難しいブラジャー。
みなさんは、何を基準に選んでいますか?
試着してもなかなか合わない…を繰り返している方必見!
骨格診断別ブラ選びと題して、「ウェーブタイプ編」「ストレートタイプ編」「ナチュラルタイプ編」の3回に分けてお届けします。
初回の「骨格ウェーブタイプ」のブラジャーの選び方、骨格診断について詳しくはこちら
2回目は、「骨格ストレートタイプ」のブラジャーの選び方をご紹介します。
骨格ストレートタイプの人は、体に厚みやメリハリがある体型が特徴。また、バストの位置は高めで、谷間が見えやすく、着太りしやすいです。
あなたは骨格ストレートタイプ?セルフチェック
- 上半身に厚みがあり、上重心(胸板が厚めで肩甲骨なども立体的)
- メリハリのあるグラマラスな体型
- 筋肉がつきやすい(鎖骨や骨盤などの骨よりも筋肉のハリが目立ちやすい)
- バストやヒップ、腰の位置が高め(足が長く見える)
- 首は比較的短めで、鎖骨は目立ちにくい
- 膝から下はスラッと細く、きれいなライン(美脚)

骨格ストレートタイプのブラジャー選び3つのポイント
上半身に厚みがあり、バストの位置も高めなので、ブラジャーを選ぶ際は、「ボリュームを足さない」「バストの形をきれいに整える」「すっきり見せる」ことを意識するのがポイントです。
ボリュームを抑えるデザイン
脇や背中に流れやすいお肉をしっかりとバストへ集め、横への広がりを抑えて上半身をすっきりと見せてくれる「脇高設計」のブラがおすすめです。
カップは、バスト全体を包み込み、自然な丸みをキープして安定させてくれる、フルカップや3/4カップがおすすめ。ただし、パッドが厚すぎるとボリュームが出すぎるため注意が必要です。
グラマーさんには、ボリュームダウンに特化した「ミニマイザーブラ」がおすすめ。バストのボリュームを抑え、厚みを減らして、着ぶくれ防止効果が期待できます。
デザインを選ぶときのポイントは、フリルや厚手のレースなど、過度な装飾は上半身のボリュームを強調するため避けた方が良いでしょう。装飾が控えめなシンプルなデザインの方が、ハリのある肌質やメリハリボディを引き立てます。

バストの形を整えるパッドとワイヤー
バストにハリと立体感があるため、厚いパッドでボリュームを足すと着太りして見えやすいです。薄いパッドやパッドなしのブラジャーで、シルエットをキープできるものを選びましょう。
ワイヤーは、幅が狭いタイプを選ぶと、バストを中央に寄せて、すっきりとした印象に見せてくれます。
U字ワイヤー+ハーフカップブラなど、バストを下から強く持ち上げてボリュームを出すタイプは、胸の位置が高くなりすぎて、かえって着太りして見えることがあるため、避けた方が無難です。
ノンワイヤーブラでも、しっかりとしたホールド力や脇高設計があるものなら、快適に着用できておすすめです。

すっきり見せる素材
肌にハリと弾力があるため、伸縮性があり、ある程度しっかりした素材で、肌あたりが良いものを選ぶと快適です。
ご自身のバストのボリュームや体型に合わせて、上半身をいかにすっきり整えて見せるかという視点で選んでみてください。
骨格ストレートタイプに似合わないブラジャー
- 盛りブラのような厚すぎるパッドが入ったブラ(着太りしやすい)
- バストを下から強く持ち上げるタイプのブラ(胸板の厚みが強調されやすい)
- サポート力が弱いブラ(バストのシルエットが崩れやすい)
- アンダーがきつすぎるブラ(食い込みやすく背中に段差ができやすい)
試着の際の注意点
- 脇や背中のお肉がブラからはみ出していないか
- 上半身が横に広がって見えないか
- アンダーが食い込んでいないか(指が1〜2本入る程度の適度なフィット感が目安)
- ワイヤーの前中心が浮いていないか
- カップの上辺に浮きがなくバストの自然な丸みに沿っているか
これらのポイントを参考に、骨格ストレートタイプの人は、盛るのではなく、整えることを意識して選んでみてください。
骨格ストレートタイプにおすすめのブラジャー2選
①シルク ハーフトップブラ
骨格ストレートタイプの人は、胸板に厚みがあり、バストの位置も高いため、ブラジャーによっては必要以上に上半身にボリュームが出てしまい、着太りして見えがちです。
また、肋骨周りが立体的で厚みがあるため、アンダーやワイヤーが骨に食い込みやすく、締め付け感や痛みを感じる方も多いです。
そんな方におすすめしたいのが、シルクのハーフトップブラ。
脇高設計のハーフトップタイプで、余計な装飾のないシンプルなデザインが、身体の厚みを強調せず、すっきりとした印象に導きます。
幅広のアンダーと肩部分で、優しくホールドしながらも、きつすぎない程よいフィット感。バストを無理なく包み込み、自然で綺麗なシルエットをサポートします。
片袋編みを採用し、肌に触れる面がシルク100%なので、敏感肌の方も安心。タイトな服が似合う骨格ストレートタイプの方は、肌への刺激が少ないシルク下着を選ぶことで、1日中快適に過ごせます。
付属のウレタンカップがご自身のバストに対して厚すぎる場合は、着ぶくれの原因になる可能性があるため、パッドを薄いものに交換してご着用ください。

②米ぬか保湿 ソフトブラ
離れ胸になりやすく、シルエットが崩れやすい骨格ストレートタイプ。
こちらのブラは、バストを中央に寄せ、立体感を抑えつつも綺麗な形に整えることができます。
また、アンダーゴム不使用のパワーネット設計により、締め付けによる苦しさを感じにくいため、リラックスタイムや家事ブラ、ナイトブラなど、いろんなシーンで活躍します。
こちらも、付属のウレタンカップは出し入れ可能なため、厚すぎる場合は薄手のパッドへの交換やカップなしでご着用ください。

まとめ
骨格ストレートタイプの方が、ブラジャーを選ぶ際に意識すべきことは、ボリュームを足すことではなく、上半身をすっきり整えることです。
今回ご紹介したブラジャーは、骨格ストレートタイプの特徴に合わせつつ、快適な着用感が続くものをご提案しました。
ご自身のハリのある肌質やメリハリボディを最も美しく引き立てる、ストレスフリーな1着をぜひ見つけてみてください。
次回、最終回は、骨格ナチュラルタイプのブラジャーの選び方をお届けします。お楽しみに!
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