ヘルシーな”肌魅せ”スタイルが簡単につくれるオシャレアイテムとして、幅広い世代に人気の【シアーシャツ】。
本日はシアーシャツの中に着るインナーの選び方ポイント、カラー別や季節別、年代別などオシャレ度アップのコーデ術をご紹介します。
シアーシャツとは？
「シアー（sheer）」という英語の「薄い」「透き通った」という意味の通り、透け感のある薄手の素材で作られたシャツのことです。
ここ数年、非常に人気のあるアイテムで、以下のような特徴があります。
透け感：シアーシャツの最大の特徴で、肌がうっすらと透けて見え、軽やかで涼しげな印象に。透け感の度合いは様々で、控えめなものからしっかりと透けるものまであります。
軽やかな着心地：薄手の素材なので、見た目も着心地も軽やかです。特に春夏に人気がありますが、秋冬にはニットやスウェットとのレイヤード（重ね着）スタイルで、年間を通して活躍します。
女性らしい印象：透け感があることで、女性らしさや抜け感を演出できます。
着回し力：羽織りとして使うのはもちろん、ボタンを閉めてトップスとして着たり、インナーとの組み合わせで様々なコーディネートを楽しめます。
シアーシャツに最適なインナーとは？
タンクトップ（ノースリーブ）
最も定番で、ヘルシーな肌魅せが叶うタンクトップ。ブラジャーのストラップが見えないよう、肩紐が幅広のタイプがおすすめです。1枚でも着られるような、下着っぽくない素材感やデザインを選ぶのがポイント。同系色でまとめると上品に、反対色を選ぶとカジュアルな印象になります。
カップ付きインナー（ブラトップ・ブラキャミ）
ブラジャーを着用する必要がないため、ブラ紐が見えてしまう心配がなく、すっきりと着こなせます。デコルテがきれいに見えるスクエアネックやラウンドネックのものがおすすめ。肌着のような薄さではなく、1枚でも着られるような、ある程度の厚みがあるものが良いでしょう。
Tシャツ（半袖・フレンチ袖）
カジュアルな印象にしたい時や、肌の露出を控えめにしたい時に最適なTシャツ。ロゴTシャツや柄Tシャツをインナーにして、シアーシャツからチラ見せするとオシャレ度アップ↑特に、オーバーサイズのシアーシャツには、Tシャツがバランスよく合います。
シアーシャツに最適なインナーの選び方のポイント
① 透け感の度合いに合わせる
透け感が強い場合：キャミソールよりも、タンクトップやノースリーブの方が下着感が出にくいです。
透け感が控えめな場合：キャミソールもOK。ただし、レースや華奢なストラップのものは下着っぽく見えやすいので注意が必要です。直線的なネックラインのキャミソールがおすすめです。
② 色選び
同系色：シアーシャツと同系色のインナーを選ぶと、まとまり感が出て上品な印象になります。ワントーンコーデのように見え、洗練された雰囲気を演出できます。
ベーシックカラー（ホワイト、ブラック、ベージュ）：どんなシアーシャツにも合わせやすく、着回し力が高いです。
ホワイトのインナー：清潔感があり、軽やかな印象に。白のシアーシャツと合わせると上品になじみます。
ブラックのインナー：引き締まった印象になり、クールな着こなしに。白やヌーディーカラーのシアーシャツと合わせるとコントラストが効いておしゃれです。
アクセントカラー：シアーシャツの前を開けて羽織る場合など、インナーを差し色として活用するのもおすすめです。
③ 素材感
シアーシャツの素材感に合わせて、肌触りの良いものや、滑らかな素材のものがおすすめです。真夏には、吸汗速乾や接触冷感機能のあるインナーも快適です。
④ ネックライン
シアーシャツのネックラインに合わせて、インナーのネックラインを選ぶとバランスが良くなります。VネックのシアーシャツにはVネックのインナー、襟付きのシャツにはUネックやハイネックのインナーなど、相性の良い組み合わせを選びましょう。
シアーシャツと合わせない方が良いインナーの特徴
下着感の強いキャミソール：レースが多用されていたり、ストラップが非常に細いものは、下着のように見えてしまう可能性があるので避けた方が無難です。
柄が透けすぎるもの：インナーの柄がシアーシャツ越しに強く透けすぎてしまうと、ごちゃごちゃした印象になることがあります。
シアーシャツのコーデ術
① 羽織りとして使う（ジャケット感覚）
最も定番で挑戦しやすいのが、Tシャツやタンクトップの上に羽織るスタイル。
ボタンを開けて着ることで、抜け感と縦のラインが強調され、スタイルアップ効果も期待できます。インナーの色や素材で雰囲気がガラリと変わるので、色々な組み合わせを楽しめます。日中の紫外線対策や、室内の冷房対策にも便利です。
おすすめコーデ
- カジュアル：白Tシャツ＋デニムパンツ＋シアーシャツ
- きれいめ：カップ付きインナー＋ワイドパンツ＋シアーシャツ
- 柄物でアクセント：ボーダーTシャツ＋シアーシャツ
② トップスとして着る
ボタンを閉めてトップスとして着る場合は、インナーとのレイヤードが重要になります。
インナーを透けさせることで、上品で涼し気な肌魅せが叶います。ボトムスにインするか、アウトにするかで印象が変わります。襟付きのデザインなら、シャツらしいきちんと感も出せます。
おすすめコーデ
- 上品に：同系色のインナー＋シアーシャツ＋フレアスカート
- レイヤードを楽しむ：ホワイトのインナー＋カラーシアーシャツ＋スラックス
- 抜け感を出す: シアーシャツの裾を片側だけインして、こなれ感を演出
季節別！シアーシャツの着こなしポイント
軽やかな素材感が春にぴったり！春のシアーシャツコーデのポイント
- Tシャツレイヤード
- ワンピースにプラス
- 淡いトーンで統一
涼しげな透け感を存分に活かせる！夏のシアーシャツコーデのポイント
- 定番ノースリーブ＋羽織り
- ショートパンツでリゾート感のあるヘルシースタイル
- 水着の上にサラッと羽織る
レイヤードを楽しみながら…秋のシアーシャツコーデのポイント
- ニットやスウェットと合わせて襟元や袖口からチラ見せ
- ベロアやレザーアイテムと異素材ミックス
- ブラウン、ボルドー、カーキなど深みのある色合いと合わせて
防寒しつつ軽さをプラス！冬のシアーシャツコーデのポイント
- タートルネック（ハイネック）と重ねて
- 重くなりがちなアウターの下にシアーシャツをIN
- ブーツや厚手ボトムス+シアーシャツで軽さを出すバランスコーデ
シアーシャツコーデ、おすすめの色の組み合わせ
シアーシャツの色味とインナーの組み合わせによって印象が大きく変わります。いくつかパターンに分けてご紹介します。
定番ホワイトのシアーシャツコーデ
白のシアーシャツは、清潔感があり、どんな色とも合わせやすい万能カラーです。
ワントーンコーデ・・・白のシアーシャツに、白やアイボリーのインナー、ボトムスを合わせると、上品で洗練された印象に。素材感で差をつけるとおしゃれ度がアップします。
アースカラーでナチュラルに・・・ベージュ、ブラウン、カーキなどのアースカラーのインナーやボトムスと合わせると、優しい雰囲気のナチュラルコーデに。
モノトーンでクールに・・・黒のインナーやボトムスと合わせて、シックで大人っぽい雰囲気に。異素材の組み合わせも楽しめます。
差し色で華やかに・・・鮮やかなカラーのインナー（ブルー、グリーン、ピンク）を透けさせると、一気に華やかさが増します。
クールなブラックのシアーシャツコーデ
モードで大人っぽい印象になる黒のシアーシャツコーデもおすすめです。
オールブラックでモードに・・・黒のインナー、黒のボトムスで統一すると、非常にモードで洗練された印象に。素材の違いで奥行きを出すのがポイントです。
モノトーンで洗練・・・白のインナーやボトムスと合わせると、コントラストが効いてスタイリッシュな印象に。
ビビッドカラーでエッジを効かせる・・・ロイヤルブルー、パープルなど、鮮やかな色のインナーを透けさせると、エッジの効いた個性的なコーディネートになります。
デニムと合わせてカジュアルダウン・・・黒のシアーシャツにデニムを合わせると、カジュアルながらもどこか大人っぽい抜け感のあるスタイルに。
フェミニンなパステルカラーのシアーシャツコーデ
柔らかく優しい印象のパステルカラーは、女性らしさを引き立てます。
同系色でまとめて・・・ミントグリーンのシアーシャツに、もう少し濃いグリーンのインナーや、淡いベージュのボトムスなどを合わせると、まとまり感のある優しい印象に。
白やアイボリーで軽やかに・・・白やアイボリーのインナー、ボトムスと合わせると、パステルカラーのシアーシャツがより引き立ち、軽やかで清潔感のあるコーディネートになります。
くすみカラーと合わせてこなれ感を演出・・・グレージュ、モカブラウンなどのくすみカラーのインナーやボトムスと合わせると、トレンド感がありながら落ち着いた印象に。
上級者向け☆柄物のシアーシャツコーデ
ドット、ストライプ、花柄など、柄物のシアーシャツに挑戦するのもおすすめです。
柄の色と合わせて・・・柄の中に使われている色の中から1色をインナーやボトムスの色にすると、統一感が出ておしゃれに見えます。
あえてシンプルにまとめる・・・柄が主役なので、インナーやボトムスは白、黒、ベージュなどのベーシックカラーでシンプルにまとめるのがおすすめです。
年代別！シアーシャツコーデのポイント
どの年代にも共通して言えるのは、バランスが最も重要だということ。透け感をどこまで出すか、カジュアルダウンするのか、きれいめにまとめるのか、ご自身のライフスタイルや好みに合わせて調整してみてください。
20代のシアーシャツコーデのポイント
20代はトレンドを積極的に取り入れ、遊び心を加えた着こなしがポイントです。
トレンドカラーを取り入れる・・・今の流行っているトレンドカラーのシアーシャツや、インナーに取り入れることで、旬なスタイルに。
レイヤードで個性的に・・・シアーシャツの上にベストを重ねたり、ワンピースの上から羽織ったりと、レイヤードを駆使して個性をアピール。
カジュアルダウンを楽しむ・・・デニムやスウェットパンツなど、カジュアルなアイテムと合わせて、ヘルシーな肌見せを楽しむ。足元はスニーカーやスポーツサンダルで抜け感を出すと◎
ショート丈やデザイン性の高いもの・・・クロップド丈のシアーシャツや、袖にボリュームのあるデザインなど、遊び心のあるアイテムも積極的に取り入れましょう。
大胆な肌見せもOK・・・肩やデコルテが大胆に透けるデザインも、20代だからこそ挑戦しやすい。インナーの色で遊び心を加えるのもGOOD。
20代におすすめのシアーシャツコーデ例
- カラーシアーシャツ + ロゴTシャツ + デニムパンツ + スニーカー
- ショート丈シアーシャツ + ハイウエストフレアスカート + サンダル
- 柄シアーシャツ + キャミワンピース + キャップ
30代のシアーシャツコーデのポイント
30代は、大人っぽさを意識しつつ、上品な抜け感を出すのがポイントです。
素材感と色選びを重視・・・上質な素材感のシアーシャツを選び、落ち着いたトーンの色（ニュアンスカラー、くすみカラー、ベーシックカラー）を選んで上品な印象に。
インナーで品格をプラス・・・タンクトップやキャミソールを選ぶ際は、カップ付きのブラトップなど、下着感のないきれいめなインナーを選ぶと洗練されます。デコルテラインが開きすぎないものを選びましょう。
きれいめカジュアルを意識・・・デニムなどカジュアルなボトムスと合わせる場合でも、足元はヒールのあるパンプスやきれいめなサンダルを選ぶなど、どこかにきれいめ要素を取り入れるとバランスが良くまとまります。
オフィスにも使える着こなし・・・ベーシックカラーのシアーシャツを、テーパードパンツやフレアスカートと合わせれば、オフィスにも対応できるきれいめスタイルに。
アクセサリーで大人っぽく・・・シンプルなシアーシャツには、華奢なネックレスやピアスなど、上品なアクセサリーをプラスして女性らしさを引き立てましょう。
30代におすすめのシアーシャツコーデ例
- ニュアンスカラーシアーシャツ + 同系色のきれいめパンツ + パンプス
- 白シアーシャツ + タイトスカート + きれいめサンダル
- 黒シアーシャツ + リブニットキャミソール + デニム + ヒールブーツ
40代のシアーシャツコーデのポイント
40代は、大人の余裕と落ち着きを演出しつつ、洗練された印象を出すのがポイントです。
透け感は控えめに上品に・・・過度な肌見せは避け、インナーに同系色のタンクトップやTシャツを合わせるなど、透け感を上品にコントロールすることが重要です。素材に光沢感のあるものを選ぶと、さらにエレガントな印象に。
高品質な素材を選ぶ・・・シルクやリネン混など、上質な素材のシアーシャツを選ぶことで、安っぽく見えず、大人の品格を保つことができます。
シックなカラーを中心に・・・ブラック、ネイビー、ベージュ、カーキ、グレーなどのシックなベーシックカラーがおすすめです。落ち着いたトーンでまとめると、大人の女性らしい洗練された印象になります。
体型カバーを意識したシルエット・・・長めの丈やゆったりとしたシルエットのシアーシャツは、気になる部分をカバーしつつ、トレンド感も取り入れられます。
小物を活用してワンランク上のコーデ・・・スカーフ、ブローチ、質の良いバッグ、デザイン性の高いシューズなど、小物でコーディネートを格上げすると、より洗練された印象になります。
レイヤードはTシャツや薄手ニットで・・・キャミソール1枚だと露出が気になる場合は、薄手のTシャツやカットソーをインナーにするのがおすすめです。
40代におすすめのシアーシャツコーデ例
- ネイビーシアーシャツ + 白Tシャツ + センタープレスパンツ + フラットシューズ
- ベージュシアーシャツ + シルク混キャミソール + ワイドパンツ + 上品サンダル
- カーキシアーシャツ + 同系色の薄手ニット + ロングスカート + レザー小物
シアーシャツのインナーにおすすめ！シルクのインナー
汗じみが透けて見えないように、調湿効果の高い天然のエアコンインナーとも称される【シルク100%】のインナーで、レイヤードスタイルを楽しみましょう！
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まとめ
シアーシャツは、インナー次第で様々な表情を見せてくれるアイテムです。
ぜひ色々な組み合わせを試して、自分らしいコーディネートを楽しんでくださいね。
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