工場見学シリーズ、第4弾!
今回は、奈良県で靴下などを生産されている【馬見靴下事業協同組合】さまへ行ってきました!
奈良県広陵町にある【馬見靴下事業協同組合】さま。
広陵町では昔から綿の栽培が盛んで、明治時代に広陵町に住んでいた地主がアメリカから靴下編み機を購入し、靴下製造を始めたことをきっかけに靴下作りが広がっていったそうです。
広陵町の地場産業である靴下は生産量が日本一となり、靴下の町と呼ばれるようになりました。

工場の中には、編み機がたくさん並んでいました。

無縫製で1着まるごと編み立てるホールガーメント®。立体的に編みあがるので、伸縮性に優れ身体にフィットするニットウェアが編み上げられていました。長いもので半日以上かけてやっと1点編立できるものもあるとか。
“ホールガーメント®は㈱島精機製作所の登録商標です”

たくさんの編み針が連なる編み機の内部。機械のメンテナンスも常に必要で、専門の職人さんが都度調整しながら編み立てを行っています。

丈や色など変更して編み上げることができるそうです。編みあがった後はしっかり検品して、出荷されていきます。

丸く筒状に編むことができる丸編み機。上部にたくさんの糸を通し、筒状の機械が少しづつ回りながら編み上げていきます。

1本に連なって出来上がっていきます。靴下の風合いによって使う機械や設定も違います。設定をカセットテープにデータ入力し編むことができるそうです。

1本に繋がった状態で編まれていく靴下を手作業でカッティング。手間暇かけて、最後まで丁寧に作られています。
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